2stオイルのグレード

2ストオイルのグレード/等級


オイルのグレードは現在3種類存在します。
グレード 性能 価格 備考
FA 2stオイルとして使える 販売無し 古い規格なので廃止
FB FAより潤滑性能が高いオイル 安い 草刈り機用やホームセンターで安く手に入るオイル
FC FBより煙が出にくいオイル メーカーが推奨している一般的なオイル
FD FCより清浄性が高いオイル 高い ヤマハ純正オイルのオートルーブが有名

単純に英語が後ろになるほど良いオイルです。

国産バイクメーカーのホンダ、スズキ、カワサキの純正オイルはFC級に分類されます。
ワコーズやカストロールなどの有名オイルもだいたいFC級です。

ヤマハの純正オイルのオートルーブは、昔からレーサーやバイク屋さんの間では性能の良いオイルとして口伝されていましたが、2003年にオイル協会がグレード見直しを行ったところ、純正オイルで唯一のFD規格だったという逸話があります。


2ストオイルの特徴


2ストオイルはオイルポンプで送られ、キャブレターでガソリンと混ぜられて一緒に燃焼室で燃やされてそのまま排気ガスとして排出されます。
このため、4stオイルと比べると、とてもガソリンに溶けやすくそして燃えやすい性質を持っています。

また、2stオイルはガソリン同様に消費されるものなので500km~1000kmごとに補充が不可欠です。

もしも、2ストオイルがなくなるとエンジンが焼きつき、その場で走行不能になりますから気をつけましょう。

また、わざわざポンプを使ってガソリンと混ぜなくても、あらかじめ最初からガソリンに混ぜてしまえば効果は同じなので、レース車両や草刈り機では軽量化・タンク等のスペースを省略できることから、オイルポンプがなく燃料はオイル混合前提のエンジンが存在します。

ガソリンとオイルをあらかじめ混合して使用する場合、配合比率は2ストオイルの性能、バイクの求めるオイル量により違いますので、必ず混合比率確認をしてください。

2ストバイクのギアオイル


燃焼室(シリンダーとピストン)の潤滑は2スト用エンジンオイルが行いますが、ミッションとクラッチ(腰下)は構造上分離しているため別のオイルが担当することになります。

腰下の構造は4ストと同じですので、一般的には二輪用4ストオイルを入れておけば問題はありません。
ちなみに、ホンダ車では二輪用4ストオイルが指定ギアオイルになっていたりします。

4スト車に比べると、燃焼室の潤滑を担当しませんからそれほど高級なオイルは必要なく、劣化もかなり遅いのでエンジンオイルに比べれば神経質になる必要はありません。


2stオイルの今後


排気ガス規制が1999年に施行され、2stエンジンで規制を合格するのが難しくなってしまったため(とても高価になってしまう)、それ以降2stバイクは作られなくなりました。

よって現在2stバイクは絶滅危惧種になっています。

今も2stバイクに乗っているライダーは多いと思いますが、そのうちホームセンターで気軽に2stオイルが買えない時代が来るかもしれません。(実際に棚から消えたという報告もあります)

2stオイルはバイクの純正部品としてメーカーが販売継続するでしょうから、現時点で慌てて買い占める必要はないと思います。



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  • 最終更新:2015-01-20 12:51:06

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